経済学部 経済学科 出身 星野 颯太(ほしの りゅうた)
2021.04.21

経済学部 卒業生の活躍

経済学部 経済学科 出身 星野 颯太(ほしの りゅうた)さん

2015年3月卒業 出身

星野颯太さんは現在、マジックやジャグリング等のパフォーマーと心理カウンセラーとしてご活躍されています。星野さんは、音や言葉が小さくゆがんだように聴こえる「感音性難聴」の診断を1歳半の時に受けました。「聴覚障がいが、世の中とのつながりを広げる助けになれば」との想いから、老人ホームや企業パーティー、講演会などでパフォーマンスを披露しています。また、母校の横芝敬愛高等学校野球部などでメンタルトレーナーも務めています。(2021年4月時点)
※この活動の様子は、2019年に朝日新聞にも掲載されました。

在学時のことについて教えてください。

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経済学科で公共経済学を中心に学びました。ある日のゼミで外山滋比古さんの「思考の整理学」という本を用いてディスカッションをしたのですが、人が生きる上で大切にしたい考え方のエッセンスが詰まっていて、今でも印象に残っています。
文中では、学校に通い、先生や教科書に引っ張ってもらいながら知識を得る人(受動的)をグライダー型人間、自力で考えや物事を発明・発見する人(能動的)を飛行機型人間と呼んでいました。飛行機という身近なものに例えた説明で、複雑な内容がぐっと身近に感じられました。
一見難しそうな経済についての勉強も、何かに例えて考えると違った視点で捉えられるようになり、大学4年間の学びで様々な知識を蓄えるだけでなく、考える力を養うことができました。また、自分の思考を整理するためには情報を入れることよりも捨てることが大事であることに気づき、これらの知識・スキルが今の自分に繋がっていると思います。
課外活動では学生相談員の先生にサポート頂き、エンターテイメントサークルを立ち上げました。マジックやジャグリングに取り組み、在学中に大学祭にも出展してマジックを披露しました。卒業後も、何度か大学祭にゲスト出演させていただいています。

現在のお仕事の内容を志した理由、きっかけについて教えてください。

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この仕事を志したきっかけは、女の子にモテるため…ではありません(笑)私は高校卒業後、鍼灸マッサージ師になりたかったのですが、耳が聞こえないことが理由で叶いませんでした。どうしようかなと悩んでいた矢先、手話を使ってイベントを行うエンターテインメントグループが出ているテレビ番組を母から紹介してもらいました。そこで初めてエンターテイメントに興味を持ち、新たな世界へ飛び込みました。
最初にマジックやジャグリング、バルーンアートなどを練習してパフォーマーとして活動を始めました。初めは人前に立つ勇気がなかったのですが、試しに地元の成人式の2次会で余興として披露してみたところ、友達からとても高く評価してもらいました。このことが大きな自信につながり、様々なところに活動場所を拡げていきました。あの時の友達みんなの笑顔は、今でも鮮明に覚えています。今も初心を忘れずにパフォーマンスをしています。

※パフォーマンスの依頼は常時受付中です。ご興味がありましたら下記アドレスまで是非ご連絡ください。
ryuuta7328979@gmail.com

仕事で達成したいこと、これからの目標などがあれば教えてください。

私は「聴こえる世界」と「聴こえない世界」のどちらにも生きています。この仕事を始めてからずっと変わらないのですが、それぞれの世界をつなげる架け橋になることが大きな目標です。関わる人や出会う人すべてを笑顔にすることが僕の使命であり、神様から与えられた試練です。これは自分ができる周りの人への恩返しでもあり、私の生き方です。この気持ちを忘れずに我が道をひたすら突き進み、世界中を笑顔で満たしたいです。

最後に在学生へのメッセージをお願いいたします。

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あなたたちは未来からの留学生です。「こうなりたい自分」がそこにいるなら、正直にその道を歩んでください。
好きなことなら夢中になってやり遂げられると思います。まだ将来が見えてこない人は、とにかく色々な人に出会ってたくさん話をし、たくさん経験をしてください。今周りにいる人や今後出会う人は、良い人もいるし、悪い人もいるかもしれません。でも大事なことを教えてくれる先生のような人達です。その人たちから何かを学ぶことによって、見えてくるものがあります。
物事を正面から捉えずに様々な角度で捉えることができれば、困難にぶつかった時に乗り越えられるはずです。この経験が社会に出た時に必ず活きると信じて過ごしてください。迫る難題さえもユーモアに変えて笑い飛ばしましょう!あなたたちなら大丈夫です!