2010年度卒業 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 勤務 岩井 さくら
2019.07.12

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの活動

2010年度卒業 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 勤務 岩井 さくらさん

国際学部国際協力学科(現国際学科) 出身

国際協力学科(現国際学科)を卒業し社会で活躍する卒業生に、現在のお仕事や在学中のこと、在学生へのメッセージなどをインタビューしました。 ※2019年7月に取材した内容に基づきます。

在学中に取り組んだ研究や活動

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庄司ゼミに所属していました。卒業論文のテーマは「東北タイの農村と日本の輸入事業について」でした。3年次にNGOのスタディー・ツアーで東北タイに行き、農村で実践されている地産地消の取り組みに感銘を受け、そのことについて論文を書きました。勉強も課外活動も両方、思い切り楽しんでいたと思います。やりたいと思ったことはとにかくやってみようと、英語の学習のため、アメリカに1年間の留学もしました。中国の四川大地震の支援を行うボランティア団体を立ち上げ、募金活動や物資の提供に関わる活動も行うなど、経験のない様々なことに挑戦しました。大学には留学生も多く、色々なバックグラウンドの人たちと巡り合い、刺激を受けて過ごしました。

庄司先生の「国際法」の授業で聞いた「平等」と「衡平」の違いの話は、特に印象に残っています。また、世界の不平等について考える度に、水口先生が「国際協力概論」で仰っていた「人は生まれる場所を選べない」という言葉を思い出します。英語の授業では“Let it be”の日本語訳を考えたことが印象に残っています。

現在の仕事を志したきっかけ

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小学校のときにテレビで、アフリカの学校で音楽を教える青年海外協力隊員の姿を見たことと、オーストラリアにホームステイをして外国に直接触れる経験をしたことから、漠然と国際協力の道に憧れ、海外で人を助ける仕事がしたいと考えるようになりました。卒業後は、中学校の英語教員として勤める中、青年海外協力隊に応募し、キルギスでの協力事業に参加しました。どのような国においても親は子どもに対して大きな影響力があり、子育てをする養育者の支援の大切さを強く感じたことが現在携わっている事業に関心を持ったひとつのきっかけです。協力隊からの帰国後は、問題をさらに深く探求するため、イギリスの大学院に留学し教育と開発、特に子どもたちへの教育について研究をしました。これらの経験が、問題意識を深め、視野を広げることに繋がったと思います。民間団体として社会に対して働きかけや情報発信をしていくことが重要と考え、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの職員に応募することになりました。

現在の活動内容と目標

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの国内事業部に所属し、子どもへの虐待予防プログラムを担当しています。具体的には、親や一般の方に子どもへの体罰等の影響を伝え、体罰等によらず子どもと向き合う方法を啓発しています。国会議員や省庁関係者に、体罰等を禁止する法律の制定や社会に向けた啓発、子育てに困難を抱える養育者への支援を実施してもらうための政策提言などを行っています。子どもたちへの体罰や暴言がなくなるために、より効果的な取り組みができるよう、知識を深め経験を重ねていきたいです。

在学生へのメッセージ

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やりたいことがあれば、どんどんチャレンジしてください。私自身、学生の時にやりたいことは何でも取り組んできました。上手くいかないこともありますが、そういった経験も卒業後に活かされると思います。また、社会の問題に想像を巡らし、自分のこととして捉えられるようにして欲しいです。戦争、飢餓、災害、いじめ、ドメスティックバイオレンス(DV)、虐待など、テレビのニュースになるような問題は、自分の生活とどこかで繋がっていることを知ってください。