ルートインジャパン株式会社 朴香玉(ぱく かおり)
2018.06.20

卒業後も在学中同様、人の縁に恵まれて頑張っています

 ルートインジャパン株式会社 朴香玉(ぱく かおり)さん

2015年度卒業 ※東京国際文化学院横浜校 出身

はじめに

朴さんは2016年3月に国際学部国際学科を卒業し、その後、ルートインジャパン株式会社で活躍されています。今回、母校を訪ねてくださった朴さんにインタビューを行いました。
※2018年度のインタビューです。

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—久しぶりの母校はいかがですか
卒業してから2年しか経っていないのに、正門周辺の庭園が新たに整備され、明るくなりましたね。今日は在学中にお世話になった先生方にも再会することができましたし、学生時代に戻って学食で美味しいランチをいただきました。新学期が始まったばかりだからでしょうか、後輩たちがいきいきしているのが嬉しいです。
—現在のお仕事について教えてください
全国にビジネス・リゾートを中心としたホテルを展開する「ルートインジャパン株式会社」に勤務しています。私の配属された営業推進3課は、主にインバウンド、つまり海外から観光等のため来日する団体の宿泊手配などを担当しています。日本国内はもとより海外の旅行会社の担当者との細かな調整が必要な仕事で、大変ですがやりがいがあります。また、年に数回ですが、業界の展示会などのイベントにも参加しています。昨年は入社半年で韓国最大規模の旅行博覧会に参加し、とてもいい経験になりました。
—転職を経験しているそうですね
はい。大学卒業後はIT企業に入社したのですが、卒業式にも中国から駆けつけてくれた母の病を日本で治療することになり、長期にわたり付き添うことが必要となったため、やむなく退職しました。その後母の体調が回復してきたことから、再就職活動をはじめたのです。当初はホテルのフロントなどで直接お客様対応をする仕事を希望していましたが、面接の過程で日本語、中国語、韓国語、三か国語の語学力を買われ、ルートイングループの本社勤務として採用いただきました。

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—なぜ日本への留学を決めたのですか
日本に住んでいる叔母から日本人のマナー意識や礼儀正しさ、相手への思いやりを重んじる姿勢について聞き、実際にそのような素晴らしさを体験してみようと考えたのがきっかけです。そこで中国の高校を卒業後、少しだけ中国の貿易会社で働き、来日しました。
—敬愛大学へ進学した理由を教えてください
1年半通った日本語学校の恩師から勧められました。規模がそこまで大きくないため教職員の指導助言が手厚く、留学生へのケアが充実しているから、と背中を押されたのがきっかけです。その助言通りの大学生活を送ることができました。
—教職員からのケアについて、実感したことはありますか
留学生である・なしにかかわらず、頑張れば激励し、過ちがあれば叱ってもらえました。それがとても良かったと思います。例えば提出物の期限、集合時間の厳守など、今となっては当たり前のことを、在学中にしっかり学ぶことができたと思います。
※写真はゼミ担当だった国際学科 高橋教授

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—まだ入社から1年だそうですが、将来の目標を教えてください
自分が外国人であることは今の担当業務において大きな長所であり、評価していただいています。大変ありがたいことですが、それだけに留まらない自分でありたいと思っています。ホテル業界ですから、実際にホテルを利用されるお客様の対応をしてみたいですし、人事や経営に関わる仕事にも興味があります。弊社が運営する海外店舗での仕事もしてみたいとも思っています。実は今の私は、まさに「仕事人間」なんです。ですから、仕事以外でも自分を輝かせる場を見つけなくちゃ、とも思っています!
—留学生の先輩として、アドバイスはありますか
2つあります。1つは「日本語をしっかり身につける」ということです。卒業後に日本で就職する、しないに関係なく、日本留学の経験者として、正確な日本語を使いこなすことは不可欠だと思います。
もう1つは「自分の行動が母国を象徴するという意識を持つこと」です。良くも悪くも外国人の行動は注目されますから、肝に銘じなければならないでしょう。敬愛大学の留学生の皆さんも、この2つはぜひ忘れないでくださいね。

敬愛大学入学前に日本語能力試験N1(1級)に合格するほど、頑張り屋さんの朴さん。勤務先の上司や同僚にも恵まれ、今はまだ日々の仕事が忙しくも充実しているようですが、プライベートでも輝けることを見つけたいとお話されていました。今後のご活躍を期待しています。お休みを取得して母校をお訪ねいただき、ありがとうございました。

(取材:地域連携センター、編集:IR・広報室)