フィリピン語学研修を終えて
2018.04.13

フィリピン語学研修を終えて

はじめに

敬愛大学では、アメリカ・オーストラリア・フィリピンの3ヶ国3校で語学研修を実施しています。今回フィリピンのノースウェスタン大学(University of Calgary)へ2週間の語学研修に赴いた3名の学生の感想を、現地での撮影写真と併せてご紹介します。

こども教育学科3年 M.Yさん

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日本と現地の教育環境の違いに驚かされました。小学校に関して、彼らは授業中積極的に挙手や発言をしていました。低学年の児童でも、彼らの発言は完結した文章であることがほとんどです。また、高等学校では、授業中のグループワークの際に教員が最後の班に罰ゲームを与えることをクラスに提案し、クラスの全員がそれに対してとても肯定的な反応を示していました。最後の班はその罰ゲーム(流行の曲に合わせてダンス)を笑顔で行っていました。小学校、中学校、高等学校を問わず、児童・生徒と教員がほぼ全員Facebook上で友達であったり、教員が髪を染めていたりタトゥーをしていたりしました。それにも関わらず、授業は滞りなく行われていました。日本では考えられないことですが、彼らはとても楽しそうに授業を受けていました。背景にある日本との違いについて、もっと知りたいと思うと同時に、それらを日本の教育環境に生かせる部分があるのではないかと思いました。

国際学科3年 G.Nさん

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強く実感したことは、英語の授業を英語で行うことの難しさです。英語科指導法という講義で何度も模擬授業を経験して、英語で授業を行う難しさはわかっていると思い込んでいました。しかしフィリピンの生徒に実際に授業をしてみて、本当の意味での大変さを知りました。それは「日本語が一切使えない」ということです。日本人の生徒に英語を教えるのであれば、わからない英単語や構文が出てきた際に、日本語で簡単に説明することができます。一方、フィリピンの生徒は日本語を知らないため、わからないことを説明する時にも英語を使わなければなりません。案の定、私は質問を受けた際、わかりやすい英語で説明をすることができなかったので、生徒が私の説明を聞いて「わかった」と言ってくれた時は、本当にうれしかったです。ノースウェスタン大学での語学研修は、教員になりたいという気持ちを強くしてくれる語学研修でした。この研修で学んだことを生かし、生徒が理解しやすい英語で授業を行えるように勉強していこうと思います。

国際学科3年 J.Yさん

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最初の頃は相手の話すスピードについていけず、何を言っているのかほとんど理解できなかったため、コミュニケーションを取るのにとても苦労しました。最初の3日間は早く日本に帰りたいなぁ、と毎夜寝る前に考えていたほどです。しかし、授業で事あるごとに生徒が「ミスはしていいよ、チャレンジしよう」と何度も言っていたので、自分もその考えに沿って行動してみることにしました。結果、毎日下手ながらも英語でコミュニケーションを取り続けたことで、最終日までには現地の大学生とも話すことができるレベルに成長できました。
文化面でもフィリピンと日本では大きな違いがあり、特に食についてはかなりの違いがありました。エンパナーダやバロッタなど日本では見たことも聞いたこともないフィリピンの伝統的な料理が毎食出てきて、日本食大好きな私は困惑しました。しかし食べてみると美味しい料理もたくさんあり、今ではまたフィリピンに行って食べたいなぁと思っています。
フィリピンでは勉強面と生活面の両方でチャレンジの連続でした。おかげで私はミスを恐れない心を持つことができたように思います。今後、フィリピンで学んだ事を大学生活で生かしていきたいです。