キラリ☆経済学科教員vol.4
2017.05.23

キラリ☆経済学科教員vol.4

経済学部 経済学科 矢口和宏教授

1.先生のご専門の分野について

経済政策論のなかの都市・地域政策を主に研究しています。研究者になって10年くらいは不動産市場の理論、実証分析を主に研究していたのですが、関心が空間的に広がってきて、最近は都市や地域の問題に関心が移っています。今、取り組んでいる研究は震災後の都市・地域政策のあり方です。被災地の震災からの復旧・復興政策に関する本を、何人かの先生と共著で今年中に出す予定です。
主な担当科目は公共経済学と公共選択論です。公共経済学は財政学と近い分野なのですが、財政といった資金面の話よりかは、政府(公共部門)が行う経済政策を学びます。民間ではできない仕事をするのが政府であり、政府の役割は何であるかを考えます。公共選択論は政府そのものを経済学的に分析する分野で、有権者の投票行動や選挙制度といった政治的な分野を学ぶと同時に、政府の経済政策が必ずしもうまくいかないことも学んでいきます。

2.敬愛大学の学生に期待することは何ですか?

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大学という4年間を大事にしてほしいと思っています。それには、クラブ・サークル活動、地域活動、アルバイトも大事だとは思いますが、「せっかく大学に入ったのだから、これだけはよく勉強しました」という分野を1つは持ってほしいと思います。私が担当する公共経済学でもいいですし、英語や簿記などの資格取得でもいいと思います。
敬愛大学に限らず、文科系大学生の多くは学んでいる内容と将来の仕事が直結しないため、何のために勉強するのかが見えにくく、勉強以外のところに学生生活の中心を求めがちになる傾向があります。学費を払って最高学府で学んでいることを、もっと考えてほしいと思っています。
また、関東以外の地域から来ている学生には、千葉県を大いに満喫してほしいと思います。1人暮らしで大変でしょうが、千葉県には都会的な側面とともに、素朴なところが共存している魅力ある地域です。将来、地元に帰って就職することになっても、けっして忘れられない4年間になると思います。

3.大学受験を目指す方へメッセージがあればお願いします。

大学が開催しているオープンキャンパスにはどんどん参加してください。インターネットをはじめとした噂で聞くのと実際に行って見るのとでは、感じ方が全然違います。私が高校生の頃には、オープンキャンパスのようなものはほとんどなかったと思います。せっかくの機会なので、大学に直接ふれてみてほしいと思います。