キラリ☆経営学科教員vol.1
2016.06.17

キラリ☆経営学科教員vol.1

経済学部 経営学科 遠藤貴美子専任講師

1.先生のご専門の分野についてなるべく具体的に教えてください!

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経済活動の空間的な展開について分析する経済地理学という分野を専攻しています。なかでも製造業、とくに中小零細企業を主な研究対象としています。
グローバル化が進展し、国境を超えた生産システムが形成されてきましたが、そのような環境変化のなかで国内の産地や企業はどのような対応をしていけば良いのかが自身の研究テーマです。産地内・外での企業間ネットワークの形態変化などに注目しつつ、フィールドワーク(企業へのヒアリング調査)を実施しています。
受け持っている科目は、経営立地論、地域産業論、日本経済地理、世界経済地理です。内容としては、例えば「経営立地論」は、企業の成長にとって‘場所’や‘距離’がどのような意味をもっているのかを、立地論や商業論、実際の企業の立地戦略などから考えていく授業です。

2.経営学科の特徴、敬愛大学ならではと思う点はどこですか?

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敬愛大学の経済学部の特徴は、1年次に経済と経営を幅広く学んだうえで、それぞれの学科を選択することができる点だと思います。さらに、地域との連携のもとで、地元千葉の産業・企業について実践的に学ぶ機会が設けられている点が大きな魅力だと思います(産業活性化事業,千葉県職員による講演など)。
※画像は、先生から皆さんへの、オススメの書籍だそう。
・青木英一・仁平耕一編『変貌する千葉経済―新しい可能性を求めて―』白桃書房、2011年.(「地域産業論」授業で内容の一部を解説予定です)
・大田区立郷土博物館編『工場まちの探索ガイドー大田区工業のあゆみ―』大田区立郷土博物館、1994年.
(大田区の工業について、たくさんの写真や地図とともに解説されています)
・山口勝旦『江戸切子―その流れを支えた人と技―』里文出版、1993年.(江戸切子の歴史や、職人のライフヒストリーなどが描かれています)
・上野和彦『地場産業産地の革新』古今書院、2007年.
(専門導入演習Ⅰのテキストです。地場産業産地研究の導入書です)

3.敬愛大学の学生に期待することは何ですか?

自身が楽しいと感じる分野について思いっきり学び、充実した大学生活を送ってほしいです。また、座学や現場での体験を通じて社会に対する知見を深め、卒業後に自身がどのように社会と関わりたいか(貢献したいか)といったビジョンを在学中から形成し、将来いきいきと活躍してほしいです。

4.敬愛大学を目指す方へメッセージがあればお願いします。

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私は東京の、中小零細規模の製造業がたくさんあつまっている地域で生まれ育ちました。子供のころからその実態や存続方法に関心があったため経済学部に進学しました。
経済経営学科で幅広く学ぶなかで、現在専攻している経済地理学に出会いました。しかし、私が最初に経済地理学に触れたのは図書館の専門書だったので、その時は「すごくおもしろそうなのに、難しすぎて理解できない…」と歯がゆく感じました。だから、後に授業で経済地理学と再会した際に、担当の先生が非常にわかりやすく教えてくださったのが、とてもうれしかったです。
私も学生の興味・関心と学問との懸け橋になれるような教員を目指しています。

敬愛大学はアットホームな大学です。私は今年(平成28年)の春から敬愛大学で働いているのですが、その雰囲気の良さに感銘を受けました。個性を尊重しながら、知を高め合う気風を感じます。学生・教職員・地域が一体となって、暖かできめ細やかな教育を実現している大学だと思いますので、皆さんぜひ敬愛大学に来てください。